日本中のアイドルオタクに、知ってほしいアイドルがいます。
二次元、三次元問わず、あらゆるアイドルに半在宅で浮気してきた私が、湖の国から足を伸ばして、こんなにひとつの沼に入り浸ることになるとは思ってもみませんでした。
気付けば
MeseMoa.(旧むすめん。)
の沼に落ちて半年を迎えようとしています。まだまだ新規の私ですが、せっかくの思い出を忘れたくない、そしてまだ知らない誰かに魅力を伝えたい、と筆を執ることにしました。
もし今
めせもあ
に興味を持っているどこかの誰かに届いたとしたら、ぜひ、読んでほしいです。欲を言うなら、
あらゆるアイドルオタクのあなた
に。思いが溢れて長くなってしまいましたが、できれば全部。
時間のないあなた
は、色付きのところだけでもいいから。※追記になりますが、私は学生時代をラブラ○ブに捧げたライバーでした。土日はコスプレや踊ってみたをして、ス○フェスをやりこんでいたオタクです。
勘のいい方には、分かったでしょう。私が彼らと出会った半年前の冬、大好きなアイドルを失ってしばらく、私は悲しみにくれていました。
そんな私の傷を癒すどころか、遥かに惹き付けていったのが彼らでした。
そして、彼らが○'sの踊ってみたをしていることを知ったとき、どれほど嬉しかったかということを。
話をもとに戻しましょう。
今の私はメンバーの
かっこいいところ、かわいいところ、素敵なところ、歌やダンスのいいところ、
たくさん知っていて、それをプレゼンしてもいいけれど、他の誰かがしてくれています。それこそ、ずっと古参の誰かが。だからこそ、最近はまった私の切り口から語れることを語りたいと思います。
なので、このブログには、メンバーの紹介やお勧めの動画に関する記述は
いっさい
ありません。というのもあれなので、とりあえずひとつだけ、一番メンバーの個性や魅力が光る動画をあげておきます。
↓
https://youtu.be/_k69beILvyA
この動画を見て好きだな、と思った方は、以下のブログを読む必要はないかもしれません。
あっ、でも読んでもらった方がもっと興味を持ってもらえるかもしれないから、時間があったら読んでください。そして、他の動画も見てみてください。
このブログは、めせもあ。の動画や写真を見ても、
いまいちぴんと来ないな、と思った方
にこそ読んでいただきたいブログです。私も、その一人でした。
めせもあ。のファンにはいろんなきっかけでなった方がいます。
そのなかでも私は、比較的
女の子アイドル
の方が好きなアイドルオタクでした。そんな私が一発逆転めせもあ。の沼に転がり落ちたのは、後々知ったメンバーの魅力や曲、ダンスが一番のきっかけではありませんでした。
私がめせもあ。のファンになったきっかけは、
男性アイドルを推している方
はもちろんのこと、女性アイドルを推している男性オタの方
にも通じる理由です。そんな私だからこそ、書こうと思ったブログです。
どれだけ伝えられるか分からないですが、私が言いたいことはひとつだけです。
あるひとつのことをするだけで、きっとあなたはめせもあ。のファンになります。
なんて言ったら、ネットショッピングの販促みたいですね。でも、本当です。
『ライブに行く』
それだけです。
メンバーも曲も、覚えてなくたっていいんです。
信じられない、って言われるかもしれない。
でも、半年前のクリスマスイブ、私はそうして、イルミネーションよりも綺麗な景色を知りました。
私の一番の友人に、
むすめん。
のことを勧められたのは彼女とディズニーランドに行った帰りの夜行バス、9月の後半でした。私と同じ、前述のラブ○イブやA○B48、ナナ○スといった女の子アイドルが好きな子です。
ちなみに私はそれにプラスして、うたの○リンスさまっ♪やあんさん○るスターズ!、D B○YSといった男性アイドルも好きでした。
けれど、J事務所を通らなかった分、一番三次元の男性アイドルとは縁遠かったかもしれません。
だからこそ、三次元の男性10人組、しかも
モーニング娘。のコピー
から始まったニコニコ動画の踊ってみた
出身のアイドルを紹介されたときはびっくりしてしまいました。「クリスマスイブにあんたの家の近くでライブあるから来ん?」
伝えられた額があまりに
破格
で、そして家から本当に近かったので、私は軽い気持ちで
1部も2部も行くことに決めました。3ヶ月あれば、十分な予習ができると思ったことも事実です。
結論から言います。
ライブ当日、私はメンバーの顔と名前、メンバーカラーも
一致していなかった
し、コールも曲もぼんやりとしか分かっていませんでした。
私生活の忙しさもありましたが、病的に記憶力の悪い私には、特徴的すぎる名前の10人を覚えることはできませんでした。当然歌割りも、どの色を振ればいいのかも分かっていませんでした。ライブ会場に行けば綺麗なお姉さんがたくさんいて、根っからのオタクの私は
「帰りたい」
と友達に連呼してしまいました。当時はまっていたあ○スタやM○スのイベントを近くのマクドで走りながら、なんでこんな軽い気持ちで来ることにしてしまったのか、もう来ることはないだろう、と思うほどでした。
数時間後には、自分の英断を褒め称えることになるとも知らずに。
私はどれだけ知らないグループでも、舞台に上がってくる瞬間には胸が高鳴るちょろいオタクです。
それでも、
名前も知らない彼らに涙を流した瞬間
は忘れることができません。彼らは照明に照らされたステージの上で、本当に楽しそうに笑っていました。
そして、客席を見ていました。
レスをもらうとかそうでないとか、って話ではないです。彼らはステージに立ちながら、
『今同じ場所、同じ瞬間に生きていること』
を教えてくれました。私はずっとアイドルが好きだったけれど、私にとってアイドルは、
歌やダンスで笑顔をくれる
存在であり、『偶像』
でした。でも彼らは、歌やダンスだけじゃなく、
同じ時を生きてくれる
存在で、それこそが私に笑顔をくれるんです。誤解を恐れずに言えば、彼らは『偶像』ではありません。確かにそこに
心と熱を感じられる
存在で、『アイドル』
です。いろんなアイドルジャンルを通ってきましたが、敢えて言います。
31歳になったメンバーも、元教師だったメンバーも、大阪で仕事をしているメンバーもいます。そして全員、何かしらの
オタク
です。それでも彼らは
『idol』
ではなく、どんなアイドルよりも『アイドル』
です。(後に私はその理由を知ることになります。それはまた後日書こうかと思います。)
事務所に所属したりしていない彼らの歌やダンスは、それぞれに
個性
があります。会場で見ていると、彼らの見た目と歌、ダンスがするすると一致していきました。
きっと、どんな人でも
お気に入りのメンバー
が見つかります。メンバーが多くてフォーメーションもよく変わるので、目が足りない!ってなるけれど、自然と目で追ってしまう人が、一人じゃないかもしれないけどきっといます。
私の場合は、くるくると表情が変わる
薄桃色
の彼でした。各メンバーのソロではそのメンバーのサイリウムが大きく頭上で振られるため、1部の公演が終わる頃にはあんなに覚えられなかったメンバーのことがすっかり頭に入っていました。
1部が終わってから2部が始まるまでの1時間の間、ほとんど記憶がありません。
たださっきまで時間を潰していたマクドに戻って、あん○タもMマ○も体力が溢れていることなんて気にもせず、ひたすらに彼らのことを調べました。
なぜもっと早く
魅力
に気付かなかったのか、後悔しながら。でも、逆に言えば、彼らのライブにはそんな力があるってことだと思うんです。
何も知らない状態で行っても、思わず心惹かれる力
があります。その理由は、さっき記した通りです。
その後動画やTwitterを見てどんどん彼らの魅力を知っていったわけですが、やはり
現場
には変えがたいと思っています。半年の間に10と少しの現場にお邪魔しましたが、関西圏での現場は初回を除くと一度きり、他はすべて遠征でした。
それでも行ってしまうのは、彼らは
夢を叶えてくれる
存在だからです。誰にだって
諦めた夢のひとつやふたつ
はあると思います。私だってそうです。でも、彼らは今、まさに、
夢を叶えている真っ最中
なんです。それが私たちオタクにどれだけ
夢と希望
を与えてくれるのか、現場に行けばきっと分かります。(このことについてもいつか書けたらいいな、と思います。)
嘘だと思ったあなたにも、信じてくれたあなたにも、朗報です。
今、めせもあ。は全国各地で
ホールツアー
を行っています。今後は関西圏や中国、四国地方、北陸、北海道、東北、中部、東京と各地で公演があります。
そして、以下のリンクで
チケットが買えます。
http://md.pia.jp/pia/artist/artists.do?artistsCd=EA060004
そう、
チケットが買える
んです。手に入るんです。
これって、本当に、すごいことじゃないですか。
しかもホールのコンサートで
5500円
という破格の値段で、客降りもあります。近場だったら、朝に
当日券の手売り
もあるので行ってみてください。さらに、1部を見て気に入ったら、2部のチケットが買えるんです。あなたの住んでいる近くにも、彼らは来てくれるはずです。
私が最初に記したたったひとつのこと。
『ライブに行く』
ってそれが難しいんだよ!って思った人、たくさんいたと思います。
DVDやCDを積んで、友達に頼みまくって応募しても全然チケットが当たらなかったこと、たくさんたくさんあります。
でも、彼らのライブには、行くことができます。たくさんの人が見に行けるように、大きな会場でライブをしてくれています。
彼らはデビュー曲を、今のライブでも歌い続けています。
『画面の向こうじゃない、君の目の前で、僕らは生きてる』
私にとって、アイドルは憧れても願っても会えない存在でした。だからこそ、idolだと思ってた。
でもそうじゃない、一緒に夢を見させてくれる、同じ世界に生きてくれる彼らのことを、私は『最高のアイドル』だと信じました。
夢と笑顔と希望を届けてくれるアイドル
が全国各地を回ってくれている、そんなチャンスをどうか逃さないで欲しいです。今でもはっきりと思い出せます。
田舎のクリスマスイブ、ライブ会場の回りは哀しいくらいに寂れていたのに、
『47の愛を込め、会いたくて会いたくて会いに来ました』
と歌っていた彼らを。見慣れた町が、見える世界が、きらきらして見えました。
それは、夢と希望と笑顔の色でした。
「今度は私が会いに行く」、そう言って初めてした遠征を覚えています。
琵琶湖のほとりから出るマイナーな路線の電車が、私にとって夢へと続く航路になりました。
あなたの近くに、彼らは会いに来てくれます。どうか、一度でいいので会いに行って見てください。
その七色を越えた光は、見たこともない世界を教えてくれるはずです。
ここまで抽象的に長々と書きましたが次回はメンバーの魅力とかホールツアーの見所など具体的なことを書けたらなぁ、と思ってます。
これは私の例なので、もちろんメンバーの名前やカラー、曲、歌詞割りを覚えていくのに越したことはないと添えてこのブログを締めようと思います。
このブログを読んでMeseMoa.のホールツアーへ足を運んでくださる方が一人でもいることを願って。