TT6 ‪超絶個人的ソロランキングとシャッフルランキングを垂れ流します ‬

全公演入ったわけでもない推しフィルター山盛りのオタク(※とみたけ寄りりらぶ推し)ですが、あまりにもソロとシャッフルが良すぎたので、行った公演の中で個人的ソロランキング、シャッフルガチャ優勝ランキングを書きました。ただただ感想を垂れ流したかっただけともいう。まじで全部映像化してくれ、頼む。

ソロランキング
3位
Traofic Jam@トラフィックライト。(12/7京都2部)
久しぶりのトラライ演目、「初心にタイムトラベルしてトラジャムとか??」って言ってたら本当に来た。まじか。
当時の映像は3人とも細くて美青年、って感じの印象があったから、白服さんの力強さが目を引いた。二の腕とか2倍くらいあるんちゃうか。曲のおしゃれさはそのままに、強さを感じるようになった一曲。
あおいさんも白服さんほどではないけど体格もがっちりしたなぁと思ったし、歌もすごく強くなってて。逆にぷんちゃんは透明感が磨き上げられた感じがあって、「透き通るその肌が」の声が透き通りすぎててびっくりした。今も昔も肌は透き通ってるけどね。
入りきらなくて割愛したけど、あおいさんのmagnetに感じた少年から青年の領域に足を踏みいれた存在感のようなもの、ぷんちゃんの繋ぎ目に感じた圧倒的な美、それが即物的ともいえる白服さんの体躯とあわさって、『強い』なぁと感じた。
今年はトラライの活動はほとんどない一年だったけど、その一年でもこれだけトラフィックライト。は成長したんだぞってアピールするような、(MCでも本人たちが言ってたけど)コピーされることが増える中で、本家は俺たちだぞって見せつけるような自信に満ちたパフォーマンスは圧巻でした。あとやっぱり、他の二組のりらぶやじゃないズに対して、メジャーデビューしているグループで、持ち曲を披露するっていう意地のようなものを感じた。演目が終わったあと思わず拍手してしまうような凄みのある演目でした。やっぱりトラライ。はめせもあ。の道標だね。


2位
恋、サクラ前線@白服(11/2鳥取1部)
低めの甘い歌声で歌われるうぶな恋愛ソングがたまらない。「君に今恋しています」ってあの大きくて綺麗な真っ直ぐな目で言われたら死んでしまう。黄推し生きてた????私は死線が見えた。ちょっと踊ってくれたところももちろん可愛かったのだけど、ソロで歌う分、ダンスよりも歌に力を注いでいて、客席の1人1人と目を合わせながら歌っているような姿が印象的だった。お前がスーパーアイドルだよ!!!白服さんって大天才だなぁ。語彙が吹き飛んだ。
最近は特にかっこいい曲が多いからあまりの可愛さに可愛いbotになってしまった。しろふくさんってかわちいだね…、知ってた。

1位
あすの日に灯をともそう@じゃないズ(12/6京都)
泣きすぎて記憶がない。誤解を恐れずに言えば、原曲は、それ以外でも全体的に、じゃないズの3人は歌割りが少なめな印象があった。だからこそ3人の歌をじっくり堪能できて幸せな時間でした。あと、そもそもの歌がえもい。
野崎さんはしゃかりきに歌って踊るイメージがあったから、いい意味でそれが覆されたなぁって。三人しかいないからこそ歌う時は歌に集中して、ダンスもすごく丁寧に踊っていて、センターでサビを歌う野崎さんにはめちゃめちゃ包容力があってあったかくて、野崎さんって大人なんだなぁって実感した。
にーちゃんは3人の中だと元から歌割が多い方だと思うのだけど、今回のあすひのなかでは少なめなようだった気がする。にーちゃんが歌割り決めたって聞いて、すごく謙虚だなぁと思った。でも、要所要所の難しいパート、大事なパートをにーちゃんが固めていたから安心して見ることのできる演目になっていたし、歌もダンスも安定感がピカイチ。オールラウンダーってにーちゃんのためにある言葉では??欲を言うならにーちゃんが一番に輝く演目も見てみたいけど、fixodiaさんとの動画とかnanaとかソロの踊ってみたとか、めちゃめちゃあがっていた。セルフプロデュースがうますぎる、えらすぎる。
フォーゲルさんって最近まじでかっこいいと思うんですよね、いや昔からかっこよかったと思うのだけど最近改めて気付いてしまったというか。もう微笑みがかっこいい。9人あすひでは、歌割り的にもいじられポジ的な、かわいい印象があったから、大人っぽい笑みにやられてしまった。かっっっこよすぎる。フォーゲルさんはめせもあ。のスパイスみたいな存在だと思っていて、もちろん推しは魅力的だし私はりらぶ贔屓だし、8人それぞれ別の魅力があるのだけど、フォーゲルさんの魅力に気付いた日からめせもあ。のパフォーマンスに引き込まれる度合いが高くなった、気がする。かわいいとかっこいいの狭間、曲によっても、笑っているだけでもその境を揺れているような。兄のような弟のような、無邪気なような切ないような声。一言でいうなら、「原体験」に残っている「少年」の概念のようなもの。
曲が始まった時から、なんとなくフォーゲルさんの歌割りの気がしていたんだ。
『遠くで鐘が鳴る』
未来と過去が混ざり合うような、希望と懐かしさの合流点のような歌声で、今ツアーで一番泣いた。
もちろんそれが輝いたのは、にーちゃんが直前の難しいパートを歌ったり2人を支えるようなパフォーマンスをしてきて、野崎さんが曲全体へ明るさと暖かさを満たしてきたからだ。本当に素晴らしい演目だった、ダントツの優勝!!


シャッフルガチャランキング
5位
愛のかたまり@野崎弁当、ノックソ(11/2鳥取1部、12/3大阪)
不安定さが堪らない。二人のがっつりハモリの演目って初めて聞いた。今までのハモリ演目って、所謂歌唱メン(にーちゃん、とみたけ、気まぐれプリンス、あおい)が上ハモに回ることで成立するものが多かった気がする。あるいは上パートと下パートに誰かがいる状態。
野クソは推しコンビなのでとても嬉しかったけど、Aメロまで聞いてすごく不安になったことを覚えている。歌が、とかじゃなく、のっくんの表情が。もう、ひたすら不安そうな顔して歌ってるの。言うまでもないけど歌自体は最高だった。
そのままサビに突入して、息を詰めたまま耳を凝らした。どちらが大きいわけでもなく、言うなれば二人とも、いつもより少し小さな歌声が混ざる。主旋律かハモリか分からないくらい混ざり合ったメロディーが、あまりに甘くて濃厚だった。不安そうに斜め上を見上げながら歌うのっくんと、何を考えているか分からない目で真っ直ぐ前を見ている野崎さんの二人。お互いに縋らない、一人で立って進んでやるって表情をしながら、歌声はめちゃめちゃに愛が固まっていた…、思わずキンブレ捨てて拍手した。すごかった。

4位
magnet@白服、にーちゃん(11/2鳥取2部)
Don't look back@白服、にーちゃん(12/3大阪)
愛のかたまり@白服、にーちゃん(12/7京都1部)
白兄って、天才かも知れん。今さら?って言わないで!
2人演目っていうとびこおぶのかわいい歌とダンスのイメージがあって、鳥取公演のmagnetでぶん殴られるような衝撃を受けたのを覚えている。
アホほどエロい。47の時より絞られたにーちゃんと鍛えられた白服さんの厚みのある体格としなやかな振付、彫りの深い整った顔と流し目、力強い動きに繊細な表情。2人ともしっかりと丁寧に踊るからこそ、表情や動きのひとつひとつから溢れる色気が半端なかった。
どんるばは、始まった瞬間から安定感がすごい。というか2人が出てきた瞬間から、これはいい演目だろうっていう確信があった。どんるばのAメロってかなり低くて、めせもあ。のメンバーでも歌いにくそうだなって思う時があるんだけど、白服さんの安定感はぶっちぎりすぎる。最高。Aメロの時点で最高。上手すぎるし声がよすぎる。と思ったら今度はまた歌が上手い人出てきた!!って気持ち。2人とも甘い声なのに甘さの質が違うよね。白服さんがココアならにーちゃんは蜂蜜。
私、どんるばって泣き曲だと思ってたんですよ。それはにばんくんの繊細な澄んだ声のせいで、野崎さんの切なげな重い声のせいで、あとは感傷に訴える歌詞のせいで、そんなどんるばが大好きだった。なのに、白服さんと兄のどんるばのサビは、声量と勢いがあって、雄大であったかくて希望に満ちていて、そう、幸せだって思ったの。
白服さんが引っ張ってきて、兄が帰ってきて背中を押して、また前に進んでいく未来を象徴するような。あんなに笑顔でどんるばを聴き終えたのは初めてかも。新しいどんるばを見た気がしたよ。
今ツアーで最初に聴いた愛のかたまりが野クソだったのもあって、この2人の愛のかたまりは別の曲か?ってくらい衝撃だった。お互いを信頼して、お互いに自信があって、お互いに全部を委ねきっているような歌声。もう絶対に離れないって歌うような2人があまりに眩しくて、確かに綺麗なハーモニーなのに混ざり合うことなくそれぞれの声が客席に届く、そんな力強さに胸を打たれた。今が永遠なんじゃないかって信じさせてくれるような、愛のかたまり。
白兄の演目は2人ともスキルがハイレベルなのはもちろん、感情も乗っていて客の想いを受け止める余裕もあって、全部全部、「いいものを見せていただいたなぁ」って感情になって、幸せでいっぱいになりました。とみせん、野クソに続く推しコンビ、推しシンメは白兄かもしれない。さっき兄はオールラウンダーって書いたけど、白服さんも本当にオールラウンダーだなぁと今ツアーを通して思いました。りらぶ贔屓になるかなぁと思って書き始めたランキングなのに、気付けば白服さんについてアホほど書いてしまっている。オールラウンダーとオールラウンダーがパフォーマンスをしたら最強になるのはそりゃそうなんだよなぁ!!
今後も白兄での演目を楽しみにしています。歌唱部とかで2人のユニゾンがまた聞けたらいいなぁ。でも2人のダンスも捨てがたいなぁ。お芝居でも写真でもいいです。毎回素敵な演目をありがとう!!!!!

3位
青いベンチ@とみたけ、フォーゲル(12/7京都2部)
今、私たちは何を見た????本気でこんな言葉が口をついた。
フォーゲルさんの歌声が大好きなのは先にも少し触れた通りなのだけど、この曲はキーがぴったりなんだろうな。はにかみながら少しだけ楽しそうに歌うフォーゲルさんがかわいくて堪らないし、なのにすごくかっこいいと思った。仲良しで大好きな大親友の晴れの舞台を見守るようににこにこ見守っているとみたけさんの表情を、私は初めて見たよ。こんなに幸せそうな顔をするんだね。
私はとみたけさんの、会場を支配するような圧倒的な歌声が好き。楽しくて楽しくてたまらない表情で笑って、時には振りを間違えて舌を出してまた笑って、みんなからいじられかわいがられる弟のような、そんなとみたけさんが好き。だった。
フォーゲルさんと青いベンチを歌うとみたけさんは、なんて言ったらいいのかな、遠足に向かう途中で一緒に友達と鼻歌を歌っている、そんな自然体な空気感をそのままステージに持ってきたような感じがした。それも、とみたんの方がひとつ年上みたいな感じ。普段はかっこよくて、時にあざといげるたんが、等身大のまま笑う。初めて見る2人の姿に、なんだか秘密を知ってしまったような気持ちになったよ。そんな2人がいるんだと、そんな2人も素敵だってツアーのラストでようやく知った。
実は、とみげるの歌演目は既にDon't look backも見ていたのだけど、私はこちらの方が好きだった。無理のない音域で堂々と楽しそうに歌うげるたんの歌声を、軽やかに追いかけるようにとみたんの高音が乗っかっていくのが心地よかった。あの瞬間ライブハウスは、大学の少し早く終わった四限からの帰り道、淡い夕日の注ぐ初夏の歩道橋だった。異論は認める。
爽やかで男前なげるたんの声と、甘くやわらかいとみたんの声が、こんなに綺麗に合わさるなんて知らなかった。信頼で結ばれた笑みがこんなに暖かいなんて知らなかった。そうだ、私はずっとcocktailの踊ってみたが好きだった。力強く男らしいフォーゲルさんの踊りと、丁寧で美しいとみたけさんの踊り。気付いていなかっただけで、私はとみたけさんとフォーゲルさんの、対極にいるからこそ生まれる空間が好きだ。それをなんて言ったらいいのかずっと考えていたけど今分かった。これって『青春』なんだ。大人になるにつれて似た者同士が集まったコミュニティーに隔絶される私たちは、だからこそとみげるに惹かれるんだね。やっととみげるの魅力に気がついた。
表現とか何を見せたいかとかじゃなくて、ただ楽しく歌っている2人の存在が途方もなく暖かくて幸せだった。歌い終わった2人がハイタッチをして、やっとこれが現実なんだって思い出したような気がしたよ。2人の個性と魅力が歌の雰囲気や音域の効果もあって夢みたいな空間を作り出した、奇跡みたいな演目でした。

2位
magnet@二番煎じ、ノックソ(12/7京都2部)
2人が出てきた瞬間から美しすぎて目が焼けるかと思った。
magnetを見るたびに二番くんの衣装のボタンが千切れそうなことを、ずっと気にしていた。そんなに回数入ってないのに、なぜかにばんくんのmagnetは5回中4回も見ることができたので。それだけ二番くんは47の時から鍛えたんだなぁと思ったし、努力の結晶のような気がしてたまらなく好きだった。
もともと二番くんの踊り方は、めせもあ。のなかで一番と言ってもいいほど男らしいと思っている。大きな体を存分に生かした腕の振りは、音にあわせるために必然的に他のメンバーより速度がある。身体を起こすだけで見栄えがするし、一歩踏み出せば風を切る。相変わらず抜群のスタイルは維持したまま力強さを増した二番くんのダンスは、指先に繊細さを残していたままで、あまりにあまりに格好良かった。
のっくんの踊り方は、めせもあ。のなかでダントツ女性らしいと思っている。腰から膝のライン、少し内股のように動く足捌き。一度中に入ってから回る肩。首の使い方がうまくて、胸、鎖骨、首筋をゆっくりと客に見せつけるような動き。のっくんの踊り方はmagnetとの親和性が半端なく高い。
サビの「魅惑の時に酔いしれ」の振付で、腕を大きく回して首を傾ける箇所がある。腕と一緒に細い身体が弧を描いて、いつもは隠されている首筋が天井に向けられるくらいに見えて、流された前髪が持ち上がってあの超絶美しい顔が顕になったと同時に金髪が瞳を覆い隠す、まるで映画のワンシーンを見ているようで、あの振付を踊るのっくんが永遠に忘れられない。この世にあんなに美しいものがあっていいのか。
呆然としたまま「夜明けが来ると不安で」ののっくんを眺めていたのだけど、直後潰れた蛙みたいな声を出してしまった。周りにいた人、もしいたらごめんなさい。
その顔面とその表情で!!!胸に手を当てるな!!!!美しすぎるだろ!!!!美しさは罪!!!!!のっくんって切なさの表現がピカイチだと思うんですよ。というかあそこまで整った顔面と細い身体で切なげな顔されたら誰だって手を差し伸べちゃうよ。ずるすぎる。
そう思ってたら今度はにばんくんが後ろから現れるんだから、ほんとに致死量の美しさの演目だった。少しがさつな力強い動きがかっこよすぎる。あんなのとみたんじゃなくてもみんな好きになっちゃうよ。
のっくんと二番くんは見た目も踊り方も対極な美しさがあって、しかも2人とも切ないとか寂しいとかの表情があまりにも似合うから、最の高になってしまった。他の回でにばんくんをメインに見たことが多かったので、この公演の時はのっくんをメインに見たのだけど、ラスサビで全景を眺めた時の2人の対照的な感じだとかステージ上に満ちた冷たい空気とか、全部が美しくて、もっとたくさん味わいたかった。目が二つ欲しかったなぁ。お願いだからもう一度、嘘、何回でも見たいので動画化してください。

1位
Don't look back@とみたけ、ノックソ(12/6京都)
あんなとみたんとのっくん、初めて見た。
2人演目のとみたんは、作られた、とまでは言わないけど、9人でいる時のMCを引っ張る話し方だとかみんなの弟らしい振る舞いだとか、そういった「とみたけ」像から抜け出したとみたんを見ることのできる貴重な機会だったのかもしれない。うぅん、違うなぁ、にーちゃんや白服さんと歌う時のとみたんは、どこか甘えるような無邪気な笑顔を浮かべていることが多いから、誰と一緒に歌うのかで変わっていたのかも。普段は見ることの少ない組み合わせで歌う姿を見ることができて、だからこそ見たことのない関係性の伝わる演目があって、見たことのない推しをたくさん見ることができた。シャッフルに大感謝祭。
とみげるの青いベンチでも同じようなことを書いた気がするけど、その時のとみたんともまた違ったんだ。俺に任せてよ、っていうみたいに堂々と、なのにのっくんを安心させようとするみたいに優しい笑みを浮かべていて、とみたんが弟なのか兄なのか分からなくなった。とみげるに感じたものが、隣を笑い合いながら立ち止まったりのんびりしたりして穏やかに歩んでいく「仲間」だとしたら、それよりはもっととみたんが前に行こうとする意思の強くて、でも絶対にのっくんを隣に連れたまま走っていこうとするような、きっと、「戦友」って言葉が正解に近いんだろう。
のっくんは大阪での仕事もあるし、キミラビリンスはセンターで、愛のかたまりもどんるばも上ハモのパートで、めちゃめちゃめちゃめちゃに大変だったと思うの。それに対してとみたんは過去に、どんるばのメロディーパートも上ハモも何回か披露しているのを知ってるし、それでものっくんが難しいパートを歌ったことが、何より尊かった。本当にありがとう。あまり聞くことのないのっくんの高音は切なくて細雪みたいな音がして好き。
私はとみたんの場を支配できる、観客の目を自分に引き寄せてみせるパフォーマンスが好きだけど、でも、それを支配するためじゃなくて、のっくんの歌声を生かして響かせるために使っているのがいい意味で、衝撃的だった。直前の大阪公演の愛のかたまりで、1番の上ハモの入りがうまくいかなかったような感じがあって、だからどんるばはのっくんが上ハモって知ってたし、名古屋での評判がすごく高かったから期待はしていたのだけど、同時にちょっとだけ心配もしていたの。でも、そんなの吹き飛ばすくらいとみたけさんの歌が明るくて、丁寧で、前は進む道を開きながらのっくんの背中を押していて、安心して聞けたんだ。
推しの初めて見る表情に驚かされ続けて、ふと目をやった先ののっくんの表情を見て、号泣してしまったんだよなぁ。のっくんの、あんなに真剣な表情を初めて見た気がした。悪い意味じゃないよ。のっくんって、いつもどこか余裕があって、周りを見渡して楽しそうに笑ってる、そういう大人で視野が広いところがすごく好きなの。間違えても小さく安心させるように笑って、あるいはお客さんに分からないように修正して、すぐ元のところに戻っていく。とみたんといればいつも大笑いして、ふざけたことをたくさん話して、9人演目でもとみたんとすれ違うたびにハイタッチしたり変顔したりする。そんなのっくんが、とみたんの目をものすごく真剣にまっすぐ見つめて歌っている姿に、あぁのっくんは本気なんだ、って気が付いてしまったの。そして、それにとみたんが応えようとしていることに。
今までのめせもあ。のライブだったらのっくんがメロディーパートで、とみたんが上ハモだったと思う。のっくんが上ハモを歌う理由を、のっくんがハモリだから生み出せるものに対して、この組み合わせだから見せられるもの、伝えられるものに対して真剣なんだって思った。顎ちゃんのどんるばの感想は、青いベンチの感想と、そういう意味で対極にある。
のっくんの淡く掠れた大人な高音は微かに郷愁を纏わせて、とみたんの明るくて真っ直ぐで力強いメロディーは未来への希望を感じさせる。その合流点で紡がれるサビに、私の語彙はきっと追いついていないけど、今までの全部を抱きしめて歩き出す明日のようなものを見た気がした。2人の目には、何が見えていたのかな。
オーロラを聴いた時に思ったように、とみたんが明日へ漕ぎ出す櫂ならば、のっくんは錨をあげる船乗りだと思う。キミラビリンスを聞いた時に感じた印象は、どんるばを聴いて確信に変わった。
どんるばは、切なくて泣ける曲だと思っていた。違ったんだね、どんるばは明るい明日を信じる曲だった。ラストのサビで、少しはにかみながら歌うのっくんと、幸せそうに微笑んで頷いたとみたんを忘れられない。とみたんは前を進んでいく存在だと思っていたけど違うんだね。道を開いて、それから隣を歩いていくんだ。むしろ、一番後ろをいくのかもしれない。誰も置いていかないように。いろんな組み合わせを見て、そう感じることができてうれしかった。
のっくんとの間にある信頼や、時に支え、時に支えられているような関係性に胸がいっぱいになりました。


9人にとってそれぞれ8人との関係性があって、私たちが見ているものはほんの一部で、でもきっとどれもが大切で尊いんだろうなぁ。初めての推しの姿をたくさん見て、前よりもっと推しが愛しくなりました。大事な宝物を少し見せてもらえたような、そんな気持ちになれました。そんな空間に私たちを入れてくれたことを、とっても嬉しく思いました。
ありがとう、2人演目。ありがとう、シャッフル演目。また機会があれば見ることができるのを祈って。欲を言うなら動画化されることを声を大にして祈って!!