ライブに友達を呼んだ話とアイドル界のてっぺんの話

そういえば、私が初めて投稿した記事は、めせもあ。さんの布教ブログでした。そんなことを思い出しながら、さくっと今日あったことを残しておきます。これが正しいブログの使い方だよ、覚えておこうね。

久しぶりに初回のブログを読み直すと、そこには(この前の記事で少し触れた)、あん○タのイベントを走っていた初現場の話を書いていました。
そういえば、むすめん。のことをディ○ニーランドの帰りに友達から布教されたことを思い出して、なんだか可笑しくなって少し笑いました。

デ○ズニーランドの広告にめせもあ。が起用されたその日、私は初めて新たな友達への、めせもあ。の布教に成功したんですから。


関西とはいえ、私の大学は古都、地元は田舎町、イベントがあるのは大都市。友達をなかなかイベントに連れてくることができないのが現状でした。
もちろん、言い訳なんですけど。1年半の時間をかけて、私は今日、大学の友達をフリラに連れてくることに成功しました。しかも、3人。

ライブが始まるまで、なんだか今までに味わったことのない気分になりました。私より前に入った彼女たちのことを何度も何度も見た。overtureがかかって、あぁ、私、緊張してるんだ、って気がつきました。自分が舞台に立つときだってこんなに思わないのに。

本当に楽しんでもらえるのかな。リリースイベントだから初めて聞く曲ばかりだし、人はたくさんだし、ちゃんと見えるかな。ペンライト貸してあげればよかった。メンバーの名前とか曲とか、もっと伝えておいてあげればよかった。
なにか、祈るような気持ちでshine on youを見ていたのを覚えています。最バケが始まって、握った手を回している3人を見て、心の底からほっとしました。
全握も、今日はすごく早かったし、かなり前の方だったから、何も分からないまま行ったはずです。それなのに、頬を紅潮させて私の方に駆けてきて、『本当によかったよ!!また誘ってね!!!』と大声をあげた友人に、私は泣きそうになりました(泣きませんでした)。

それは、初めてのライブを見たときの私の姿と同じでした。

今日のフリラで、「フリラをはじめてから、いろんな層のファンが増えた」って白服さんか誰かが言っていて、とても納得しました。めせもあ。は、ライブを見て分かる、ライブだから感じられる魅力があるんです。誤解を恐れず言えば、動画や写真だけじゃ分からない魅力。なんなら、事前の知識がなくても、パフォーマンスだけで人の注意を惹き付けることのできる力。命の通った、訴求力とも言うべき何か。
その力を私は、二度見て、確信しました。

(※)これは最初のブログにも書いていたことなんですけど。めせもあ。さんって、すごく『アイドル』なんです。『idol(偶像)』じゃなくて、お客様に笑顔を届ける、一緒に笑顔の向こうの幸せにたどりつく、そのためのパフォーマンスをするべくステージに立っている『アイドル』なんだな、って。「武道館に行きたい」という言葉も、より多くの人にとって『アイドル』となりたいという言葉のようにも、夢を叶えることで今のオタクを喜ばせる『アイドル』でありたい、というようにも感じます。

そんな力を持っためせもあ。さんが、私、すごく好きなんです。きっと。

家に帰って、3人のうち一番の友達から、「二人とも、すごくキラキラしてて楽しかったって!」って連絡があって、今度こそ少し泣きました。今日は2部あったから、いつもより少したくさん握手させてもらって、暑いなかひとりひとりに言葉をかけようとしてくれるめせもあ。のみんなを見て、やっぱりみんな素敵だな、ってすごく思ったんです。ほんとに、キラキラしてるんです、誇張じゃなくて。
私にとっては初現場の時の推しが強烈な印象に残ったし、今日見に来てくれた3人にもそれぞれ印象に残った違うメンバーがいて、それこそがめせもあ。さんの強みの、いろんな魅力を持ったメンバーがいるからこそいろんな人に興味を持ってもらえるきっかけになる、ってことだと思うんですけど。
みんなのアイドルになるために、アイドルでいるために、努力してる姿は全員が、とてもかっこよくて、美しくて素敵だって思った。明日(もう今日ですけど)のチェキ券全員分持ってないのを後悔しています、今。

それくらい素敵で、大好きな人たちを、たった3人だけど新しく知ってもらえて、興味を持ってもらえたことが、私は本当に嬉しかったんです。

同時に、もっともっと知られてほしい、って思った。
あと二人見てくれたら、さらに二人が興味を持ってくれたかもしれない。フリラを30分見ただけでこんなに人の心が動くのに、そんな強さを持った力が今、ここにあるのに、それが見つからないのがもどかしかった。

だから、もっともっと、友達百人でも作って、ライブに連れてきたいなって思いました。それはたぶん無理ですけど。でも今日会場にいたオタクが、一人ずつお友達連れてきたら、300人くらいになると思うんです。山口公演の会場、埋まるじゃないですか。
こんなに大好きなメンバーがいて、もっと前に進もうともがいていて、その力があるって知っていて、信じてるんだから。前に進む力添えができるオタクは、少しでも力になりたい、って思いました。中野やzeppを埋めた2000人が、一人5人ずつ誘えば、10000人。武道館、もう見えてると思うんです。

彼らは本当に『アイドル』だし、そんなことをしなくても前に進むって信じているし、進んでいるのを知っています。
それでも、死ぬまでに彼らに出会えないもったいない思いをする人も、きっとたくさんいるはずです。もし私が、オタクが声をかけて、そんな人たちと彼らが出会って、一緒に幸せになれるとしたら、すごく嬉しいと思うんです。
少なくとも私は、嬉しかった。一生めせもあ。さんを見ないで終わるかもしれなかった3人の目に彼らが映って、そして笑顔にしてくれたことが。そんなアイドルのオタクをできていることが。

私、めせもあ。さんにアイドル界のてっぺんに立ってほしいんです。
それは、めせもあ。さんがアーティストでもホストでもなく、『アイドル』だと信じているからです。もう少し具体的に言うと、最上の演奏やパフォーマンスを届ける芸術家でも、CDを売り上げたいミュージシャンでも、バラエティやドラマでもてはやされるイケメンでも、盛り上がるクラブを仕切ったり甘い言葉をかけたりする男性でもなく、その場にいるゲストを笑顔にし、幸せにすることを最優先にする真の『アイドル』という存在だと思うからです。
最近のTVで見かけるアイドルは、演技の仕事やバラエティなどで人気を集めてタレント化し、地下アイドルのホストのような営業もたびたび話題になっています。
私は、そのようなidolが何を考えているのか分かりません。『idol(偶像)』として、感情を超越した崇拝対象としてあるような気持ちすら感じます。

めせもあ。さんには、いつだって進むわけがあって、夢があります。にーちゃんとまた踊るために中野サンプラザを目指し、恩返しをするために職業・アイドルを目指し、'message more'としてさらなる言葉を届けるために武道館を目指している。そのmessageは、私は、みんなを笑顔に幸せにする言葉だって信じています。いつだってそこには心があって、ただの偶像じゃなくて、『アイドル』だって思うんです。

今日、初めてめせもあ。さんを見た友達の姿に、その感覚が嘘ではないと再認識できた気がします。だから私も、声を大にして言いたい。

「めせもあ。さんはアイドル界のてっぺんになる存在だ」って。

これからも、少しずつかもしれないけど、ライブに友達を呼ぶよ。友達がさらに友達を呼んでくれたらまた増えるし。
そして本当にたっくさんのオタクと9人と一緒に、笑顔になれる未来を見たいな、って思った夏の終わりでした。もう秋だけどね。

あまりに遅くに思ったこと書いたので文章が煩雑そう。あとで気がついたら直します。
めせもあ。さんのこれからに幸が溢れますように!


(※)長くてカットしたんですけどせっかく書いたので載せておきます。

めせもあ。さんの持つライブパフォーマンスの強みは、大きく分けて二点あると思っています。

一点目は、メンバーと歌の多様性が挙げられるかな、って。クラスにいるなら、優等生の委員長タイプ、いじられキャラ、ウェイ系、金髪、黒髪、マッチョ、細身、高身長、低身長。歌のうまいメンバー、ダンスのうまいメンバー、華やかな表情、控えめな仕草、力強い声、繊細な歌。どこかしらに共感だったり、好きになる要素を持ったメンバーだと思います。9人って数も絶妙で、少人数編成より気になるメンバーがいる可能性が高くて、かといって4846系ほど多くなくて見失わない人数。曲も楽しいものからかっこいいもの、綺麗なものまでさまざまで、どこからのオタクでも捕まえてやるぞ!って気概を感じます。(私だけかもしれない)

そして、二点目は、会場の空気を作ることに長けていること。例えばディズ○ーランドは、完成された夢の世界を客が楽しむ『鑑賞型』、U○Jはゲリラライブやハロウィンなど、積極的に客をキャストの一員に取り込もうとする『参加型』のテーマパークだと思っていて、アイドルはこのどちらか一方に片寄っているものが多いイメージです。ジャ○ーズ事務所のコンサートは『鑑賞型』、オタ芸の盛んな地下アイドルの現場は『参加型』という感じ。めせもあ。さんは、そのどちらのよいところもとっているから、新しいお客様が入りやすい空気を作っているんじゃないかな、と思うんです。メンバー側から強制的にコールをさせたり踊らせたりはしないし、鑑賞に徹するファンもいるけれど、ライブを繰り返すなかでできているメンバーとオタクの掛け合いのようなものがあって。初見でもある程度それにのることができるけれど、より詳しくなったらもっと楽しいだろうな、という期待。
端的に言うと、初めての人でもあたたかく受け入れる土壌と、その上でより知りたい、加わりたいと思わせる現場の一体感があるんたろうなぁ、と思います。それは、お客様ひとりひとりに目を配って、一緒に歩こうとしてくれるメンバーの皆さんの配慮、アイドル性とも呼んでいいものの賜物だとも。